1.猫の種類(猫種)の歴史
猫ちゃんにはたくさんの種類があり、その数は40を超えます。
最もポピュラーなアメリカン・ショートヘアやペルシャ系(チンチラほか)、最近人気のノルウェージャン・フォレスト・キャット、メインクーン、ロシアンブルー、ラグドールなどなど。
我が家にベティ(アメリカンカール)を迎え入れた際は、図鑑サイトや飼い主の方のブログをあれこれ見て、見た目や性格などを予めチェックしました。
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こうした猫種は、生物分類学上のいわゆる「種(species)」として定められているのではなく、正しくはCFAやTICAといった海外の団体で定義された「血統(breed)」です。CFA、TICAの本体サイト(英語)では、確かに猫種のことは「breed」と書かれています。(繁殖者のことをブリーダーと呼ぶのもうなずけます。ただし猫の場合は純血を守る繁殖者はキャッテリーと呼ばれています。(後の記事で解説))
つまり血統(ブリード)は人間でいう人種や種族といったところです。生まれ育った風土が異なれば、見た目や性格にオリジナリティが出てくる。また、自然淘汰だけでなく、王侯貴族や寺院によって大切に血統が守られた猫種もあります。
土着(ドメスティック)系の猫種
シャム(タイ)、ペルシャ(イラン周辺)、アビシニアン(エチオピア)、ノルウェージャンフォレストキャット(ノルウェー)、ロシアンブルー/サイベリアン(ロシア周辺)、ブリティッシュショートヘア(イギリス)、ターキッシュアンゴラ(トルコ)、バーマン(ミャンマー)etc.
ドメスティック系を元に自然淘汰・改良された猫種
アメリカンショートヘア(イギリス→アメリカ)、ジャパニーズボブテイル(日本→アメリカ)、エジプシャンマウ(エジプト→アメリカ)、シンガプーラ(シンガポール→アメリカ)etc.
さらに血統が明確に定義され始めた100年ほど前から、ブリーダーの手によって積極的に作出された猫種も数多く存在します。
突然変異を固定化した猫種
スコティッシュフォールド(折れ耳)、アメリカンカール(反り耳)、スフィンクス(無毛)、マンチカン(短足:TICAのみ公認)
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