1.猫の種類(猫種)の歴史

i-zanmai2008-02-24

猫ちゃんにはたくさんの種類があり、その数は40を超えます。
最もポピュラーなアメリカン・ショートヘアやペルシャ系(チンチラほか)、最近人気のノルウェージャン・フォレスト・キャット、メインクーン、ロシアンブルー、ラグドールなどなど。
我が家にベティ(アメリカンカール)を迎え入れた際は、図鑑サイトや飼い主の方のブログをあれこれ見て、見た目や性格などを予めチェックしました。
ペットペット 猫図鑑【PC】
ホームメイト ペット図鑑【PC】
こうした猫種は、生物分類学上のいわゆる「種(species)」として定められているのではなく、正しくはCFAやTICAといった海外の団体で定義された「血統(breed)」です。CFA、TICAの本体サイト(英語)では、確かに猫種のことは「breed」と書かれています。(繁殖者のことをブリーダーと呼ぶのもうなずけます。ただし猫の場合は純血を守る繁殖者はキャッテリーと呼ばれています。(後の記事で解説))
つまり血統(ブリード)は人間でいう人種や種族といったところです。生まれ育った風土が異なれば、見た目や性格にオリジナリティが出てくる。また、自然淘汰だけでなく、王侯貴族や寺院によって大切に血統が守られた猫種もあります。

土着(ドメスティック)系の猫種

シャム(タイ)、ペルシャ(イラン周辺)、アビシニアン(エチオピア)、ノルウェージャンフォレストキャットノルウェー)、ロシアンブルー/サイベリアン(ロシア周辺)、ブリティッシュショートヘア(イギリス)、ターキッシュアンゴラ(トルコ)、バーマン(ミャンマー)etc.

ドメスティック系を元に自然淘汰・改良された猫種

アメリカンショートヘア(イギリス→アメリカ)、ジャパニーズボブテイル(日本→アメリカ)、エジプシャンマウ(エジプト→アメリカ)、シンガプーラシンガポールアメリカ)etc.
さらに血統が明確に定義され始めた100年ほど前から、ブリーダーの手によって積極的に作出された猫種も数多く存在します。

容姿の良いところを強調・組み合わせて生まれた猫種

ヒマラヤン(ペルシャ+シャム)、ソマリ(アビシニアン→長毛)、ラグドールペルシャ+バーマン+バーミーズ)etc.

突然変異を固定化した猫種

スコティッシュフォールド(折れ耳)、アメリカンカール(反り耳)、スフィンクス(無毛)、マンチカン短足:TICAのみ公認)

他の人気ブログも見てみる

どれかクリックいただけますとこのブログもランキングが上がり筆者のモチベーションも上がります!
応援をどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m