しつけ

猫は孤高な生き物ですので、なかなか思いどおりの教育は難しいですね。

  • まずはイタズラされて困るものは取り除く・事故にならないよう保護しておくのが基本。
  • 直接叩いたり蹴ったりすると手足や人間を怖がってしまう。
  • 現行犯に対し水スプレーをかけ、その場所ではヤナことが起きると覚えさせる。または手を叩いたり「ダメっ!」と大きな声を出して驚かせ注意する。

・・・といったことがよく言われています。
ただし比較的従順だったのは生後4ヶ月ほどまで...。環境に慣れるとともに好奇心の方が勝り、何食わぬ顔でキッチンに登ってきます。何でもかんでもダメと言っても慣れてしまいますので、最低限譲れないモノごとを叱るのが良いようです。
ただ、猫は我に返ったあとに理解してくれることがあり、その場で聞かなくともしつけできている場合があります。譲れないモノには猫の目を見て心を込めてしつければ、いつか想いが通じる...ハズ。

そっぽ向いているケド、実は反省してます...(たぶん)
どこにも載っていませんが事後でも意外に効果的だったのは「悲しみ劇」を見せることです。以前、朝起きたらハムスターの檻を蹴飛ばして遊んだ跡があり「なんてことするんだよぉ〜!あ〜かわいそうに...リリーちゃん怖かったねぇ...」と大声で悲しそうに何度も叫び「このブタ野郎...」と睨みつけてやったら、以後しばらくは檻に近づく際に躊躇するようになりました。また、奮発して買ったシアタースピーカーのマルチ配線を咬んで外してしまって、同じように嘆きながら分解して直した後も同様の反応でした。
現行犯でなくとも、「あれ?自分がやっちゃったかな?」「あのイタズラをしたら、親がとっても悲しむみたい...」ということを意外に理解してくれるようです。
いいお芝居は感動を生むのと同じですね♪皆さんぜひ試してみてください!(ちょっと恥ずかしいケド。。)
また、何度しつけてもイタズラするときは「嫌なことがありイライラしてわざとイタズラしてる」場合があります。うるさいテレビ番組を長時間見ていたり、トイレが汚れていると、うちのニャンズはコードをガリガリし始めます...。猫は人間よりずっと音や臭いに神経質なようです。
コードや花瓶などには嫌臭スプレーをかける手がありますが、お手軽で効果的なのは歯磨き粉です。塗っておくとわさびが鼻にツンときたような顔をしてイヤなモノと覚えてくれます。忘れて再びイタズラをすることがありますが、2〜3回繰り返せば大抵は覚えてくれました。※洗剤(界面活性剤)に弱そうなモノに塗るのは止めておきましょう。

私のしつけメモ

  • 相手は人ではなく猫。触られると困るモノは可能な限り排除しておく。
  • 排除できないモノには歯磨き粉を塗っておく(洗剤に弱いモノは注意)。
  • 譲れないイタズラ現行犯には、その場で水スプレー&決まった言葉で叱る(目を見て心を込めて)。
  • 大事件後に注意したいときは「悲しみ劇」を観せる。
  • 異常なイタズラをするときは、環境ストレスがないか見回す。
  • あきらめず根気強く叱る。

自分の子供時代を思い返せば、野山を駆け回って痛い思いをしながら危険を覚えつつも、スリルや好奇心に夢中になって大ケガをしたことがありました。親が心底ショックを受けて私に叱った事件は今でも忘れません。
最悪の事態を招きそうなモノごとに対しては、心を込めて根気よくしつけ続けるのが親の指名なのかもしれませんね...。
親って偉大だなぁ。猫を通じてとても勉強になります。

他の人気ブログも見てみる

どれかクリックいただけますとこのブログもランキングが上がり筆者のモチベーションも上がります!
応援をどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m