ウェット/ドライフードの使い分け

我が家(マンション)はダイニングと猫部屋が分かれておらずぶち抜きになっていて、人間の食事の匂い・様子はニャンズに知られてしまいます。
一般的に、生後2〜3ヶ月ほど経ち離乳期を終えると、ドライフードをお湯でふやかすのを止めて徐々にカリカリに切り替えていくのが良いとされていますね。生後2ヶ月で家族になったベティは、生後3ヶ月まではキャットミルクとふやかしたドライフード(+水)、それ以後ミルクを減らし1週間ほどかけて徐々にカリカリ(+水)のみにしていきました。子猫自体、歯やアゴの発育のためか徐々に固いものを食べてみたくなるようで、そこまでは労せず問題なし。
しかし、カリカリに切り替えを終えた頃から、ドライフードを与えても少ししか食べずに食卓の周りをウロウロ→クレクレアピールが激しくなってきました...。そんな状態が2週間ほど続くと、運動量の増加とともに体重はほとんど増えず目の周りもなんだか痩せてきた気が...。ドライフードはウェットフードより高カロリーでバランスがよく、できれば主食にしたほうが良いことは勉強していましたが、まさにこんなときはウェットフード!と与えることにしたのです。「暑くて食欲が湧かない日はカレーだよね」みたいなノリで・・・甘い...。甘かった...。まだ子供なのを忘れていました...。
「お母ちゃん、明日もカレーにして〜ん♪」「ねー次はいつカレーなのー?」「カレーが食べたい!カレーが食べたい!カレーが食べたい!」
→「そんな毎日食べたらバカになるでしょっ!いいかげんにおしっ(怒)!」
子供:「シュン...」
子猫:「カレーが食べたい!カレーを食いたい!クレクレカレー!」
・・・以後、少量のウェットを混ぜてドライを与えてもやがて上手に食べ分けられ、し好性の高そうなドライフードを買いあさり混ぜてみても結局同じことに、ついには全部混ぜたりしても当然ダメ...。(シュン...)
そんな頃、2頭目の子猫を迎えることになり、経験豊富な保護主さんから天の声を聞くことができたのです。

  • ドライフードは頻繁に変えず、ずっと同じものを与え続けたほうがよく食べる。
  • ウェットフードを朝もしくは朝晩の主食にして、ドライフードは寝る時にいつでも食べられるように置いておくとよい。
  • 長年の飼育経験や他の猫ちゃんの状況を見ると、ドライフードのみ与え続けた猫ちゃんは腎臓病や結石を患うことが多い。良いプレミアムフード(総合栄養食)を選んでいても。ウェットフードも与えてきた猫ちゃんはそうした病気になったとはあまり聞かない。

ということで早速実践してみると結果は明らかに良好で、ドライフードの食事量も増えてきました。
留意点として、

  • 一度、腎臓病や結石になると一生療法食を与え続けることになる。
  • ウェットフード主食にすると、歯垢がどうしても増える。

ということもアドバイスいただいています。
※それからもう一つ、重要な方もいらっしゃるかもしれませんが、ウェットの量に比例してウンチの匂いはかなり人間に近くなります...。
我が家では最終的にウェットフード/ドライフードをバランスよく与えることにし、

  • 朝晩の食事はお皿にウェット7:ドライ3程度を混ぜて与える。 
  • 夕食後はドライのみ置いておく。

としました。
1ヶ月ほど経った現在、平均8割がた食べてくれるようになり、順調に体重も増えています。
※食品安全基準の章でまとめたとおり、特に魚肉主体のフードには許容量を超えた合成保存料が残存している可能性が考えられます。

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