5.最終的に我が家では・・・

保存料の実態についていろいろ調べてきましたが、残念ながら「ドライフード」に関しては今はあえて無添加ではないフードを使用することにしました。
我が家では、合成保存料が使用されているらしいロイヤルカナンも使用しています。理由は、決して安くはありませんがなんとか許せる範囲の価格で、栄養価が十分で排便の問題に悩むことが少なく、し好性が高いからです。また、合成保存料完全無添加の商品もいくつか使いましたが、それオンリーにするつもりは今のところありません。
それは、残念ながら離乳期に迎えた子猫を人間のように教育できないからです。
多くの方が問題なく使用している状況では、日本人への規制すら上回る基準を求める前に、猫が喜んで食べてくれ、排便の具合が良く、すくすくと大きくなる食事を優先している状況です。
もしかすると将来、皮膚病などのアレルギーにかかるかもしれません。しかし皮膚病のリスクは去勢・避妊、更年期・老化によってホルモンバランスが崩れることなどでも起こりえますから、=キャットフードとは限りません。完全無添加フードオンリーに切り替えを考えるのは、成長が終わったあとで、キャットフードが原因で無添加フードにすれば改善できるとわかったときにと思っています。
ただし、魚肉主体のウェットフードに関しては、今までのまとめのとおり、ADIを下回る基準となるまでは、可能な限り避けたいと思います。特にペットフードには、大型魚の血合い肉が多く含まれていますから...。
近い将来ペットフードの国家基準が定められる見とおしですが、その頃には、より安価で理想的なキャットフードが登場することを期待してやみません。
私はそれ以前に、人間用の水産品のほうが心配です。猫ほどたくましくないですし、もうじき花粉症の季節...。インドアキャットがうらやましい...。