1.「無添加」のペットフードはなぜ少ない?

巷では農薬入りギョーザが大問題になっていますが、キャットフードの合成保存料に関してもすでに多くの方が問題視されています。
発がん性など身体に影響が確認されている物質は当然含まれずに越したことはなく、「合成保存料・合成着色料無添加」のキャットフードを猫ちゃんに与えて食べてくれれば安心です。
しかし現状、無添加商品はプレミアムフードの中でも数えるほど。更にその中で所定給与量を食べてくれる商品はほんのわずかではないでしょうか。他の方々の試食記や我が家で試した限り、し好性に優れていて室内飼いであっても所定給与量を常食してくれるものは、2,000円前後/kgするようないくつかの商品に限られるはずです。
国産のヒト向け食品では今や「合成保存料無添加」が主流になりつつあるなかで、なぜそういう状況なのでしょうか。
完全無添加にするには需要が見込める価格帯にできないことは想像ができますが、更に調べてみたところ真相が見えてきました。